空心菜(ヨウサイ)の育て方(水耕栽培)

空心菜
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空心菜を水耕栽培で育てる方法です。

空心菜(ヨウサイ、エンサイ)

空心菜は東南アジアが原産のヒルガオ科サツマイモ属の植物で、

空芯菜自体に味はほとんど無く、茎の中が空洞になっていて食べるとシャキシャキした食感が特徴の野菜です。

茎の中が空洞なので、中国では空心菜と呼ばれていたようです。

栄養

空芯菜は栄養価も高く、以下の成分を多く含んでいます。

  • 鉄分
  • ビタミンABCE
  • 葉酸
  • カロテン
  • カリウム
  • 食物繊維

色々な名前で呼ばれています

空心菜には別名が下記のようにたくさんあります。

  • ヨウサイ 標準和名
  • エンツァイ 中国での呼ばれ方
  • アサガオナ 朝顔みたいな花を咲かせるのでこういった呼ばれ方もするようです
  • ウンチェーバー/ウンチェー 沖縄での呼ばれ方

英語では「Water Morning Glory」とか「Water spinach」と呼ばれています。

栽培方法

必要なもの

空芯菜(エンサイ、エンツァイ、ヨウサイ、アサガオナ)の種

Amazon、楽天、ホームセンター、園芸店等で購入できます。
※空芯菜という名前は商標登録されているらしく、エンツァイとかエンサイ、他にはアサガオナと言う名前で種が売られています。
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栽培用の容器

プラスチック製の容器やペットボトルなどで栽培することができます。
ペットボトルを使った栽培の様子

ペットボトルを使った栽培はとても簡単にできるのでおすすめです。

ペットボトルを使って栽培する際の注意点としては、空芯菜はすぐに大きく育っていくので、そのままだと重心が高くなってペットボトルが倒れてしまいやすくなるので、倒れないように工夫してあげる必要があります。

私は100均でカゴを買ってきて、そこで何個いっしょに栽培するようにしていました。
プラスチックの容器を使った栽培の様子
プラスチックの容器を使った栽培の良いところは、ペットボトルよりも大きいものを選ぶことで、より多く一度に栽培することができるようになります。
また、根っこが育つ場所がペットボトルよりも広いため、より多く伸びて栄養素を吸収して大きく育ってくれます。
その他にも、一度のたくさんの培養液を入れておけるというの、面倒くさがりの私にはぴったりでした。

肥料

私のおすすめは「ハイポニカ液体肥料」です。

これは2種類の液体肥料を混ぜて使うのですが、500倍ぐらいに薄めて使うので栽培する数が少ない場合は、使い切るのが大変な位長持ちします。

購入できる場所

ホームセンターであれば、コメリさん等で購入できるみたいです。

取り扱い店舗一覧

取り扱い店はホームハイポニカeショップさんのホームページで確認することができます。

お近くのホームハイポニカ販売店|ホームハイポニカeショップ
ホームハイポニカ販売店の一覧。家庭用水耕栽培キット「ホームハイポニカ」はトマトやメロン、レタスなどの野菜や観葉植物を栽培できます。発芽や定植の仕方、液体肥料の使い方、家庭菜園で水耕栽培ハイポニカを楽しめる情報も掲載しています。

通販

近くに売っているところがなければ、楽天やAmazonでも購入することができます。

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栽培する場所

日当たりが良く風通しの良い場所が好き

日当たりが良く、風通しの良い場所で栽培しましょう。

室内での栽培であれば、よく日光があたる窓際で育ててあげましょう。

風通しについてですが、私は窓を開けてホコリとが入ってくるのが嫌なので、扇風機やサーキュレーターで風を当ててあげています。

温かい場所が好き

気温は25〜30℃が栽培に適した気温となっています。

室内での水耕栽培の場合はこの室温だと流石に暑いので、クーラーをかけて20℃前後で栽培していましたが、特に問題無く栽培することができました。

ちなみに、最低でも15℃以下にならない場所で育てていれば、冬の間も栽培することができました。

空芯菜はとても丈夫なので、上記のことに気をつければ簡単に栽培することができます。

かかりやすい病気・害虫

気をつける病気

丈夫な野菜なのであまり病気の心配はありませんが、風通しの悪い場所ではカビが原因となる以下の病気に注意が必要です。

  • 褐斑(かっぱん)病
  • 白さび病

気をつける害虫

  • アブラムシ
  • イモキバガ
  • ハダニ
  • ヨトウムシ

外で栽培する場合は、害虫ネットで守って上げたほうが安心です。

種まき

発芽温度

発芽するための温度は15℃〜35℃で、適温は20℃〜30℃になります。

外で栽培を行う場合は、気温が十分に上がってから種まきを行いましょう。

発芽までの日数

発芽には7日ぐらい必要です。

種を蒔くときの注意

種の皮が硬いので、蒔く前に1日ぐらい水に浸しておくと良いです。

2〜3粒づつまとめて蒔き、種が発芽するまでは乾いてしまわないよう水のやり忘れに注意しましょう!

私がスポンジに種を蒔いたときの写真です。

 

収穫までは?

育成温度

育成温度は10℃から35℃で、適温は25℃〜30℃になります。

10℃を下回ってしまうと枯れ始めますので、室内で栽培する場合は室温が10℃を下回らないよう注意しましょう。

間引き

2〜3粒ずつ蒔いた種から複数の芽がでてきたら、本葉が1〜2枚ぐらい出てきたらよく成長している苗を残して、他の苗は間引いて(引き抜いて)しまいます。

間引きしてある程度育ってきたら、栽培用の容器に移して栽培を行っていきます。

摘心

30cmぐらいまで育ってきたら、根本から3〜4節ほど残してハサミなどで先端を切り取ってしまいます。

これを摘心といい、こうすることで残した節から脇芽が出てくるようになり、収穫量を増やすことができます。

摘心前

摘心後

収穫

脇芽が20〜30cmほどに成長してきたら、また2〜3節残して先端を摘み取って収穫します。

これで、残った節からまた脇芽が出てくるようになり、どんどんと収穫量がふえていきます!!

収穫前

空芯菜は成長が早いので、ちょっと気を抜くとあっという間にニョキニョキ育っていきます。

これはちょっと放置しすぎ気味ですね…

収穫後

根本から2〜3節残して収穫してしまいます。

収穫しました

育ちすぎると固くなりすぎて、ちょっと食べにくくなるので気をつけましょう。

これはちょっと育ちすぎて、繊維質が主張しすぎたので若干食べるときに苦労しました。

もうちょっと柔らかいときに収穫してしまえば良かったですね。

 

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